公館長挨拶

2021/1/13

品田光彦大使

  
駐バルバドス日本大使の品田光彦(しなだてるひこ)です。
最近のバルバドスの情勢についてご説明したいと思います。
 
日本の季節でいえば冬に当たるこの時期、バルバドスは過ごしやすい気候になり、例年ならば欧米諸国から多くの観光客、クルーズ船が訪れます。しかし、新型コロナの世界的流行のために、現在では当国への来訪者の姿はまばらな状況となっています。

昨2020年中は、バルバドスでは新型コロナ拡大が比較的よく抑えられていたのですが、本年に入って感染者数が急増。政府は夜間外出禁止令を再導入しました。英国、米国、カナダや周辺カリブ諸国との間の空路は引き続き開かれていますが、バルバドス入国に際してはPCR検査陰性証明の提示や入国後の再検査など厳しい規制が続けられています。(☆当国における新型コロナを巡る最新状況については、当大使館ホームページの関連項目をご参照下さい。)
 
バルバドス中央銀行の発表によりますと、新型コロナ禍のあおりで昨年第2四半期の当国GDPは前年同期比27%の減少となりました。とくに主要産業である観光収入は、同じ時期53.5%の減少と大きな打撃を被り、観光を中心とするサービス業の不振で失業率も30%を超えています。新型コロナは、日本をはじめ世界中の国々に深刻な影響を与えていますが、その中でも、観光に依存するバルバドスのような小国にとっては未曾有の試練の時となっています。私ども日本大使館としては、バルバドス政府や関係国際機関と連携しながら、経済再建のためにできることを行っていく所存です。
 
当大使館は、通常通りの業務を続けています。何かお困りのことやご質問があれば遠慮なくご照会下さい。
(代表電話: +1-246-538-5700、Eメール: barbados@rt.mofa.go.jp)
 
令和3年1月
駐バルバドス日本国特命全権大使 
品田光彦

 
<略歴>
1957年生まれ。都立戸山高校、慶應義塾大学経済学部を経て1979年外務省入省。外務本省では総合外交政策局(外交政策調整官)、国際協力局(開発協力総括課企画官)、大臣官房(人物交流室長)等、在外においては在ユーゴスラビア大使館、ボスニア・ヘルツェゴビナ上級代表事務所、ニューヨーク国連日本政府代表部、在オーストリア大使館、在セルビア大使館等に勤務。2016年10月より駐バルバドス特命全権大使。